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青汁は体にいいのか?栄養素のはたらき、安全性について解説

「青汁は体にいい」と言われることが多いですが、本当にそうなのか、疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、青汁が体にいいと言われるのはなぜなのか、栄養素の働きや安全性について詳しく解説します。

青汁は体にいいのか?栄養素のはたらき、安全性について解説

青汁が体にいいと言われる理由

青汁が体にいいと言われる理由

青汁とは、大麦若葉やケール、明日葉などの野菜を原料とした健康食品のことです。
青汁が体にいいと言われるのは、食事だけでは不足しがちな野菜の栄養を補うことができるからです。

厚生労働省が公表している「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21) 」では、健康的な生活を送るために必要な野菜摂取量の目標値を1日350gとしています。
しかし、令和元年「国民健康・栄養調査」結果を見ると、男性の野菜摂取量は1日280.5g、女性の場合は1日273.6gと、目標値である350gを大きく下回っているのです。

青汁には野菜の栄養がたっぷりと含まれているため、1日1~2杯飲むことで、目標値である1日350gの摂取量に近づけることができます。

とはいえ、1杯の青汁に含まれる栄養成分は商品によって異なるため、「青汁は飲めば飲むほど体にいい」「青汁を飲めば必ず野菜不足を解消できる」というわけではありません。

また、青汁が野菜の代わりになるということではないので、あくまでも野菜の栄養を補うという目的で飲むようにしましょう。

青汁は野菜の代わりになる?野菜不足を補うおすすめの青汁を紹介

青汁に含まれる栄養素のはたらき

青汁に含まれる栄養素のはたらき

青汁にはさまざまな野菜の栄養が含まれているため、「体にいい」と言われることがあります。
続いては、青汁に含まれる主な栄養素とその働きについて紹介します。

栄養素 主な働き
食物繊維 腸内環境を整えて便秘を予防する
血糖値上昇の抑制、生活習慣病の予防
ビタミンE 抗酸化作用により体内細胞の老化を防ぐ
ビタミンB2 細胞の再生・代謝をサポートする
鉄分 体内でヘモグロビンを作るもとになり、貧血を防ぐ
葉酸 体内で正常な細胞を作るために必要不可欠な栄養素
カルシウム 健康な歯や骨を維持する
神経の働きやホルモンの分泌にも影響がある

青汁には食物繊維、ビタミン、ミネラルがバランスよく配合されているため、野菜不足を補うことができます。

青汁は実際、体にいいの?

青汁は実際、体にいいの?

青汁には、「ダイエット効果がある」「美肌効果がある」「コレステロールや血圧を下げる」などさまざまな効果が期待されています。

しかし、青汁と一口に言っても商品によって使用されている原材料や含有成分は異なり、実際体にいいのかどうかは、どうしても個々の商品に依存してしまいます。
そのため、「青汁だから体にいい」と一概に言い切ることは難しいでしょう。

青汁が体にいいかどうか判断するには、どんな原材料が使われているか、どんな栄養素が配合されているのかを、商品ごとに確認する必要があるのです。

青汁の安全性はどう?

青汁の安全性はどう?

青汁の安全性についても個々の製品に依存するため、一概には言えません。
また、青汁に使用されることが多い原材料についての安全性については、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によって以下のように示されています。

大麦若葉 通常の食品として摂取する場合、おそらく安全であるが、妊娠中の芽の大量摂取は危険性が示唆されている
ケール 通常量であればおそらく安全であるが、妊娠中、授乳中の摂取は、信頼できる十分な情報が見当たらない
明日葉 安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない

また、安全性において信頼できる青汁であっても、過剰摂取は体に悪影響を与える可能性があります。
例えば、食物繊維の過剰摂取が下痢や嘔吐などの副作用を引き起こしたり、カリウムの過剰摂取は高カリウム血症を引き起こす場合もあるので注意が必要です。

青汁の飲み過ぎによる過剰摂取の副作用については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

青汁は本当に健康にいい?副作用はあるの?こんな飲み方は効果なし!

青汁の適量はどのくらい?1日に飲む量の上限を解説

自分に合った青汁の選び方

自分に合った青汁の選び方

青汁を安心して飲み続けるためには、自分に合った商品を見つけることが大切です。
ここからは、青汁の選び方、チェックしたいポイントについて解説します。

成分表示を確認する

青汁は、パッケージに記載された成分表示を確認しながら選びましょう。
どんな野菜が使用されているのかはもちろん、その産地についても確認するのがポイントです。

例えば、日本薬健で販売している金の青汁®シリーズの「純国産大麦若葉100%粉末」は、契約農家の手によって農薬を使うことなく栽培された九州産の大麦若葉を100%使用しています。
香料・着色料なども一切無添加なので、子どもから高齢者まで飲みやすくなっています。

パッケージの表示を確認する

次に確認して欲しいのが、「保健機能食品」についての表示です。
保健機能食品には、栄養機能食品、特定保険用食品(トクホ)、機能性表示食品の3種類があり、いずれも国が定めた安全性や有効性に関する基準を満たすことで機能性の表示が認められた食品であることを示しています。

例えば、日本薬健で販売している「プラズマ乳酸菌免疫ケア青汁」は、健康な人の免疫機能の維持をサポートする機能性が認められた機能性表示食品です。
また、「乳酸菌1,000億個」はビタミンB2、ビタミンB6の補給のために利用される食品であることが認められた栄養機能食品となっています。

好みの味で選ぶ

いくら体にいい青汁であっても、美味しくなければ飲み続けることはできませんよね。
配合された成分の働きを基準に選ぶことも大切ですが、自分にとって飲みやすい味の青汁を選んで、飲み物として楽しんでも問題ありません

例えば、日本薬健の「白桃青汁×乳酸菌」は、国産の白桃をプラスした飲みいやすいフルーティーな青汁です。
初めて青汁を飲む方や小さなお子様にも飲みやすい味になっています。
また、植物性乳酸菌を1袋あたり100億個、植物性食物繊維を1袋あたり1,600mg配合しているので、健康目的で飲みたい方にもおすすめです。

また、「スーパーフルーツ青汁ダイエット」は、国産の大麦若葉粉末にアサイーやカムカム、スピルリナ、キヌアなどの15種スーパーフルーツとフード配合したジュースのような味付けの青汁です。
水はもちろん、牛乳に溶かしても美味しく飲めると人気があります。

腸まで届く乳酸菌やコラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンやミネラルといったダイエット時の栄養補給や美容に嬉しい成分もたっぷり含まれているので、女性におすすめの青汁です。

自分に合った青汁の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

体に合う青汁は人によって違う!飲み方やタイミングも意識しよう

体に合う青汁は人によって違う!飲み方やタイミングも意識しよう

青汁は、商品によって原料や配合成分が異なるため、体にいいのかどうかを一概に言い切ることはできません。青汁商品の成分表示やパッケージを確認し、自分に合った飲みやすい青汁を選ぶようにしてください

また、青汁は野菜の栄養を補う健康食品なので、毎日飲み続けることが大切です。味にもこだわって選び、美味しく飲める青汁をぜひ探してみてはいかがでしょうか。

自分に合った青汁を見つけたら、次は飲み方も意識してみましょう。
青汁の効果的な飲み方や飲むタイミングについては、以下の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。

青汁を飲むタイミングはいつがベスト?時間帯(朝・夜)や頻度による違いを解説

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