寒い季節には、体を内側からポカポカにしてくれる温かい飲み物が飲みたくなりますよね。温かい飲み物は、血行促進や冷え性対策にも役立ちます。
しかしどんな飲み物でも温めて飲めば良いわけではありません。体を温めるための飲み物が、実は体を冷やしてしまう場合もあるのです。
そこで今回は、冷え性対策にもぴったりな体を温める飲み物と、体を冷やすNGな飲み物を紹介します。
【目次】
体を温めるおすすめの飲み物は?
まずは、冷え性対策にも有効な体を温める飲み物を紹介していきます。
ココア
ココアは、カカオ豆を原料とするココアパウダーを、お湯やホットミルクに溶かした飲み物です。
粉末を溶かすだけで簡単に作れて、体をポカポカと温めてくれるので、冬の定番ドリンクとして人気があります。
チョコレートと同じカカオ豆が原料のココアは、ほのかな甘みがあり、ホッと一息つきたいときにぴったりです。
また、ココアに豊富に含まれる「カカオポリフェノール」には、腸内環境を整えたり、血圧の上昇を抑える働きがあるため、健康維持にも役立ちます。
紅茶
紅茶も、体をポカポカと温めてくれる代表的な飲み物の一つです。
ポリフェノールの一種である「テアフラビン」を豊富に含むため、抗酸化作用や生活習慣病予防に有効とされています。また、血流を良くする働きがあり、体の冷えを抑える効果も期待できます。
食事との相性も良いため、毎日飲む習慣をつけやすいでしょう。
ただし、紅茶を茶葉から入れるとなると、少々手間がかかる点はネックと言えます。
忙しい朝や食事と一緒に手軽に飲むには、ティーバッグや粉末の紅茶を活用するのがおすすめです。
例えば、日本薬健の「紅茶」は、溶かして飲む粉末スティックタイプなので、手軽に楽しむことができます。血圧を下げる効果が報告されているGABAを配合した機能性表示食品で、高血圧に悩む方にもぴったりの飲み物です。
渋味、甘味、酸味のバランスにこだわった、食事にも合わせやすい甘さ控えめの味です。
生姜湯
生姜湯は、すりおろした生姜と水を火にかけて作る飲み物です。
独特の風味があり、レモン汁や蜂蜜を加えると飲みやすくなります。
生姜湯に含まれる「ショウガオール」には血行促進作用があり、体を温める効果が期待できます。
生の生姜に比べて温まった体温を長い間持続できるので、体の芯からポカポカになれるでしょう。
ルイボスティー
ルイボスティーは、南アフリカで栽培されているマメ科の針葉樹を原材料にしたハーブティーです。
現地では、「不老長寿のお茶」として親しまれています。
ノンカフェインなので、子どもから高齢者、妊娠・授乳中の女性も安心して飲める飲み物として知られています。
すっきりとした味わいで食事との相性が良いのも特徴です。
ルイボスティーには、体の冷えを抑制する働きを持つ「SOD酵素」が豊富に含まれています。
血流が良くなるため、ホットにして飲むと、次第に体がポカポカしてくることを実感できるでしょう。
日本薬健では、ルイボスティーに葛の花由来のイソフラボンをプラスした「ルイボスティー」を販売しています。
肥満気味の方の体重やウエスト周りを減らすのを助ける機能性表示食品です。
ノンカフェインで、すっきりとした優しい味わいなので、食事との相性も抜群です。
ごぼう茶
ごぼう茶とは、笹がきして天日干ししたごぼうをお茶にした飲み物です。香ばしくてほんのりと甘みがあり、さっぱりと飲みやすい味わいが人気です。
ごぼうに含まれる食物繊維には腸内環境を整える働きがあり、毎日のすっきりをサポートしてくれます。
また、血流を促進して体を温める「サポニン」という成分が含まれているため、冷え性に悩む方にもおすすめしたい飲み物です。
日本薬健の「葛花ごぼう茶」は、肥満気味の方の体重や内臓脂肪を減らすのを助ける葛󠄀の花由来イソフラボンを配合したティーバッグタイプのごぼう茶です。
体を温めるだけではなく、ダイエットや生活習慣病予防にも嬉しい成分が含まれています。
ノンカフェインで香料や着色料、甘味料無添加なので安心してお飲みいただけます。
ほうじ茶
焙じ(ほうじ)茶とは、緑茶(煎茶や番茶)にさらに火を入れて焙煎したお茶です。
高温で焙煎しているため、緑茶に比べてカフェインやタンニンの含有量が少なく、体を冷やしにくいのが特徴です。
ほうじ茶には血行促進作用をもつ「ピラジン」という成分が含まれているので、飲むと体がポカポカと温まります。
食事との相性も良く、毎日の生活に取り入れやすい飲み物です。
黒豆茶
黒豆茶は、炒った黒豆をお茶にした飲み物です。
ポリフェノールの一種である「アントシアニン」が豊富に含まれていて、末梢血管の血流を促すため、冷えやむくみの予防に良いと言われています。
黒豆に含まれる大豆イソフラボンには、ホルモンバランスを整える働きもあるので、PMSや更年期障害などの不調を抑えたい方にもおすすめです。
プーアール茶
プーアール茶は、中国茶の一種です。
烏龍茶に近い、まろやかな味わいなので、食事にも良く合います。
ミネラルや抗酸化性のある「ポリフェノール」が豊富に含まれているため、血行促進や代謝アップが期待できる「美容のお茶」としても知られています。
甘酒
甘酒は、米と米麹から作られる発酵物です。
「酒」という名前がついていますが、アルコールは含まれていないため、子どもも美味しく飲むことができます。
ホットの甘酒は体の芯からポカポカと温めてくれて、体温を維持する保温効果も高いと言われています。また、オリゴ糖や食物繊維など腸内環境を整える成分が豊富に含まれています。
ただし、酒粕を使用した甘酒にはアルコールが含まれているため、子どもが飲む場合は注意しましょう。
青汁
人肌程度に温めたホットの青汁も、体を温めてくれるおすすめの飲み物です。
大麦若葉やケール、明日葉などの野菜が原料となっているため、鉄分やビタミンE、B1など、体の冷えを抑制する成分が豊富に含まれています。
また、抹茶に近い風味の青汁は食事との相性も良く、1日1~2杯飲むことで、不足しがちな野菜の栄養を手軽に補えるのも魅力です。
ただし、青汁は商品によって栄養成分や味が異なるため、選び方によっては苦味や青臭さを強く感じる場合があります。
寒い季節にホットで楽しむなら、青汁特有の癖が少ない国産大麦若葉100%の青汁商品がおすすめです。
日本薬健の「純国産大麦若葉100%粉末」は、契約農家の手によって農薬を使うことなく育てられた大麦若葉を100%使用した、お抹茶風味の飲みやすい青汁です。
香料や着色料などは一切無添加で、食物繊維やミネラル、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。
純国産大麦若葉100%粉末は、ホットにしても美味しく飲めます。飲み方については以下の記事もぜひ参考にしてくさい。
温かくても体を冷やす?NGな飲み物
体を温める飲み物は、ホットで飲めば何でも良いというわけではありません。
温かい飲み物でも、なかには逆に体を冷やしてしまう成分が含まれている場合があるので注意が必要です。
例えば、緑茶やコーヒーなどカフェインが含まれる飲み物は、飲み過ぎると体を冷やす場合があります。
カフェインには利尿作用があるため、体内の水分を排出することで、同時に体温も逃がしてしまうため、体を冷やしてしまうのです。
また、ビールや焼酎などのアルコールは、一時的には体を温める作用があるものの、やはり排尿とともに体温を下げてしまうため、特に冷え性の方は飲み過ぎないように注意しましょう。
体を温めるにはホット青汁がおすすめ!冷え性対策にも活用しよう
寒い季節には、体をポカポカと温める飲み物を飲んで、体の冷えを予防しましょう。
血行を促進する鉄分やビタミンE、ポリフェノールなどが含まれる温かい飲み物は、毎日継続して飲み続けることで、冷え性対策としても良い効果が期待できます。
今回は、さまざまな体を温める飲み物を紹介してきましたが、なかでも青汁は、野菜に含まれる栄養成分を手軽に補給できるおすすめの飲み物です。
粉末のスティックタイプなら、いつでもどこでもお湯に溶かして簡単に飲めるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。