青汁といえば、不足しがちな野菜の栄養素を摂取できることで知られています。
野菜の栄養というと食物繊維やビタミンなどを思い浮かべますが、なかにはカルシウムを摂取できる青汁商品もあり、注目を集めています。
この記事では、カルシウムもとれるおすすめの青汁商品や飲み方を紹介します。
【目次】
青汁のカルシウム含有量は?
カルシウムは、人間の骨や歯を形成する重要な栄養素です。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、1日当たりのカルシウム推奨量は、成人男性で700~800mg、成人女性で650mgです。
しかし、令和元年の国民健康・栄養調査(厚生労働省)によると、カルシウム摂取量の平均は約500mgとなっているため、意識的に摂取しなければ不足しがちな栄養素であることが分かります。
大麦若葉を原料とする青汁には、カルシウムが含まれています。
例えば、日本薬健が販売している青汁商品のカルシウム含有量は、以下の通りです。
商品名 | 1パックあたりのカルシウム含有量 |
---|---|
純国産大麦若葉100%粉末 | 12mg |
25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素 | 9mg |
青汁でカルシウムを摂取するメリット
カルシウムが不足すると、骨や歯がもろくなってしまったり、骨密度が低下してしまい、骨粗しょう症の原因となることもあります。
また、カルシウムには交感神経の働きを抑える作用があり、脳の興奮を鎮めてくれるので、ストレス緩和にも役立ちます。
もちろん、青汁だけで1日に必要なカルシウムの不足分をすべて補うことはできません。
しかし、1日3食の食事にプラスして1~2杯の青汁を飲むことで、カルシウムはもちろん、ビタミンやミネラル、食物繊維など、食事だけでは不足しがちな栄養素をバランス良く摂取できるというメリットがあります。
カルシウムもとれる青汁はどれ?
青汁でカルシウムをとることは可能ですが、すべての青汁商品にカルシウムが含まれているわけではありません。
そのため、カルシウムもとれる青汁を選ぶときは、パッケージの成分表示を確認したうえで、カルシウムはもちろん、ビタミン、ミネラル、食物繊維などをバランス良く摂取できる商品を選ぶようにしましょう。
ここでは、日本薬健が販売する青汁のなかから、カルシウムを含むおすすめの商品を紹介します。
純国産大麦若葉100%粉末
「純国産大麦若葉100%粉末」は、国産の大麦若葉100%を原料とした青汁です。
大麦若葉は、青汁の原料となる野菜のなかでも苦味や青臭さが少ないのが特徴です。
抹茶風味で初めての方でも飲みやすく、カルシウムはもちろん、食事だけでは不足しがちなビタミンB2、ビタミンC、食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれています。
また、香料・着色料などは一切無添加で、栽培から製造まですべて日本の純国産であるのが 「純国産大麦若葉100%粉末」の特徴です。
子どもから高齢者まで、家族みんなで飲めるおすすめの青汁です。
25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素
「25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素」は、25種類の純国産野菜に、腸まで届く乳酸菌200億個、酵素としての働き(活性)を保持した青パパイヤ由来酵素を配合した人気の青汁商品です。
主原料である大麦若葉をはじめ、25種類の野菜はすべて、徹底した品質管理のもと日本国内で栽培されています。
カルシウムはもちろん、ビタミンAやビタミンE、鉄や食物繊維も含まれていて、不足しがちな栄養素をバランス良く補給できます。
沖縄県産の黒糖を使用しているため、ほんのりと甘みがあり、初めての方でも飲みやすいのが魅力です。
青汁で効率良くカルシウムをとるおすすめの飲み方
青汁は、カルシウムを豊富に含む以下のような食品とも相性が抜群です。
青汁とほかの食品を組み合わせて飲むことで、より効率良くカルシウムを摂取することができます。
青汁×牛乳
青汁を牛乳に溶かして飲むと、甘みが増してマイルドな味わいとなり、より美味しく飲めるようになります。
牛乳1杯(200g)あたりのカルシウム含有量 は、約220mgです。
つまり、青汁を牛乳に溶かして1日2杯飲めば、1日に必要なカルシウムの約半分を摂取できることになるのです。
ただし、青汁を牛乳に溶かして飲むと、水に溶かすときと比べてカロリーが高くなります。カロリーが気になる場合は牛乳を低脂肪乳に変えたり、1日1杯だけ牛乳に溶かして飲むなど、工夫をしながら飲むようにしましょう。
青汁×牛乳に、はちみつやバナナを加えたアレンジレシピも人気です。
詳しくは以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
青汁×豆乳
牛乳のカロリーが気になる場合は、青汁を豆乳に溶かして飲むのもおすすめです。
豆乳1杯(200g)あたりのカルシウム含有量 は、約30mgです。
牛乳に比べるとずっと少ないですが、その分カロリーも低く、人間の筋肉や髪の毛などを形成するタンパク質、骨の形成や健康維持に役立つイソフラボン、貧血対策に役立つ鉄や銅などの栄養素が豊富です。
また、豆乳にはオリゴ糖が含まれているため、はちみつなど加えなくても、自然の甘みで美味しく飲むことができます。
青汁×豆乳の美味しい飲み方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
青汁×ヨーグルト
青汁で効率良くカルシウムをとるなら、ヨーグルトに混ぜるのも良いですね。
ヨーグルト(全脂無糖)1食(120g)あたりのカルシウム含有量 は、約140mgです。
青汁はヨーグルトとも相性が良く、固形ヨーグルトに混ぜて食べるのも良し、飲むヨーグルトに混ぜるのも良しと、アレンジがしやすいのもおすすめのポイントです。
飲むヨーグルトと青汁を混ぜるときは、牛乳を加えるのがポイントです。
先に牛乳と青汁をよく混ぜて、そのうえで飲むヨーグルトと混ぜると、ごくごくと美味しく飲みやすいヨーグルトドリンクになります。
青汁×味噌汁
青汁を料理に加えるアレンジレシピも人気です。
カルシウムを効率良くとるなら、毎日飲む味噌汁に1パック、青汁粉末を溶かしてみてはいかがでしょうか。
青汁特有の苦みや青臭さを感じにくくなり、不足しがちな栄養をバランス良く補給しながら、美味しく飲むことができるでしょう。
味噌汁に使われる味噌には、骨の健康をサポートするイソフラボンが含まれています。
また、味噌汁には海藻類や豆腐、野菜など、カルシウムや食物繊維が豊富な具材を取り入れるのがおすすめです。
また、青汁に含まれるカリウムには、気になる塩分の排出を促す働きがあるため、味噌汁の塩分が気になるという方も、ぜひ青汁粉末を1パックプラスしてみてください。
青汁を飲んで不足しがちなカルシウムを摂取しよう
大麦若葉100%原料の青汁商品には、カルシウムが含まれています。
青汁だけで1日に必要なカルシウム量をすべて摂取できるわけではありませんが、食事だけでは不足しがちな栄養素をバランス良く補給できるため、1日1~2杯を継続して飲む習慣をつけるのがおすすめです。
また、青汁とカルシウムを効率良くとるなら、牛乳やヨーグルト、味噌汁などに混ぜるのもおすすめです。
今回紹介した飲み方も参考に、毎日の健康をサポートする青汁と、骨や歯の健康をサポートするカルシウムを、ぜひ意識的に摂取してみてはいかがでしょうか。