市販の青汁は箱入りかつ大容量で販売されていることも多いので、賞味期限内できちんと飲み切れるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、青汁の賞味期限はどのくらいなのか、賞味期限と消費期限の違い、正しい保存方法などを紹介します。
毎日の健康サポートに青汁を取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
【目次】
青汁の賞味期限は種類によって違う
賞味期限とは、容器や袋を開けずに適切な保存方法で保管していた場合に、品質が変わることなく美味しく食べられる期限のことを指します。
そもそも早めに食べることが大前提の生鮮食品を除き、青汁はもちろん、カップ麺やスナック菓子、ペットボトル飲料など、長期保存が可能な食品のほとんどに賞味期限が表示されています。
賞味期限は、厚生労働省と農林水産省が定める「食品期限表示の設定のためのガイドライン」を踏まえて、食品の製造者やメーカーが評価して決定します。
あくまでも「美味しく食べられる期限」であり、賞味期限を過ぎてしまったからといって、すぐに口にできなくなるわけではありません。
しかし、香りや味、色など、品質が低下してしまう可能性があるため、やはり賞味期限内に美味しく食べるのが良いでしょう。
青汁には、粉末・液体・冷凍などの種類があります。それぞれの賞味期限は、以下の通りです。
粉末タイプの賞味期限
粉末タイプの青汁の賞味期限は、1~2年とされているケースが多いです。
ただし、賞味期限は商品によって異なります。粉末タイプの青汁の賞味期限は、パッケージおよび個包装等に表示されているので、必ず確認しましょう。
一度袋を開けてしまった青汁は、空気に触れて劣化するため、賞味期限に関係なく早めに飲むようにしてください。
ペットボトルの賞味期限
手軽に飲めるペットボトルの青汁も販売されています。
ペットボトルの青汁の賞味期限は、未開封・常温で、9~10ヶ月程度のものが多い傾向にあります。
こちらも商品によって賞味期限が異なるため、長期保存を考えている場合は、パッケージおよび個包装等をしっかりと確認しましょう。
冷凍タイプの賞味期限
冷凍タイプの青汁の賞味期限は、製造日から2~6ヶ月程度のものが多い傾向にあります。
製造日から6ヶ月や11ヶ月が賞味期限のものもあれば、到着後2ヶ月以内というものや3ヶ月以内というものもあり、青汁商品ごとに大きく異なります。
冷凍タイプの青汁は、賞味期限と量を照らし合わせて飲めそうな分だけ注文するほうが良いでしょう。
賞味期限と消費期限の違いは?
食品のパッケージや個包装には、賞味期限ではなく、「消費期限」が表示されているケースもあります。
賞味期限と消費期限の違いは分かりにくく、混同されやすいです。
賞味期限は、品質が変わることなく美味しく食べられる期限を指し、消費期限は、安全に食べられる期限を指します。
賞味期限は長期保存に適した食品に表示されるもので、ある程度の余裕を持った期限が設定されています。
そのため、仮に賞味期限を数日過ぎてしまったからといって、食べられないわけではありません。
一方で、消費期限はお弁当やサンドイッチ、豆腐や牛乳といった傷みやすい食品に表示されています。
消費期限を過ぎた食品は傷んでいる可能性が高いため、食べないようにしましょう。
また、賞味期限と消費期限は、どちらも未開封の状態で、適切な保存がされていた場合の期限を指します。
保存方法や保管場所はパッケージに記載されていることが多いです。
一度開けてしまうと品質が落ちるのはもちろん、安全性を保てなくなるため、早めに食べるようにしてください。
賞味期限切れの青汁は飲める?
青汁は箱入りかつ個包装で販売されていることが多いです。
毎日飲むものだからと大量に購入したものの、気が付いたら賞味期限が切れていたということもあるでしょう。
青汁は傷みにくい食品なので、仮に賞味期限が切れてしまっても飲める可能性はあります。
しかし、賞味期限が切れた青汁を飲むことはおすすめできません。
賞味期限は、適切な保存方法で保管されていた場合に限り、美味しく飲むことができる期限です。
賞味期限内であっても、保存方法が悪ければ品質が低下してしまう可能性は十分あります。
そのため、青汁は賞味期限内に美味しく飲むことを心がけましょう。
青汁の正しい保存方法は?
青汁を毎日美味しく飲むためには、保存方法や保管場所にも気を配りましょう。
粉末タイプの保存方法
粉末タイプの青汁は、直射日光および高温多湿の場所を避け、常温保存が基本です。
冷蔵・冷凍保存してしまうと、室温との差で結露が生じやすくなり、品質を低下させる可能性があるので注意が必要です。
また、特に保存料が使用されていない青汁商品は、水に溶かして作り置きをしたり、飲み残しを保存するのは避けたほうが良いでしょう。
飲み切れなかったときは、料理に混ぜるなどして使い切るのがおすすめです。
ペットボトルの保存方法
ペットボトルの青汁の場合、開封前は常温保存、開封後は冷蔵庫で保存するのが一般的です。
一度開封してしまうと空気中のホコリや雑菌などが入り込み、品質が低下しやすいです。
ペットボトルに直接口をつけて飲んだ場合は開封後8時間以内、コップなどに開けて飲んだときも、冷蔵保管で2~3日以内を目安にしましょう。
冷凍タイプの保存方法
冷凍タイプの青汁の場合、解凍後は冷蔵庫で保存してください。
一度開封するとホコリや雑菌などが入り込んで、中身の変質や雑菌の繁殖が起こりやすいため、開封後は速やかに飲み切るようにしましょう。
青汁は賞味期限内に美味しく飲もう
青汁の賞味期限は、種類や商品によって異なります。
一般的には、粉末タイプで1~2年、ペットボトルタイプで9~10ヶ月、冷凍タイプは製造日から2~6ヶ月程度のものが多い傾向にあります。
製造者やメーカーごとに異なるため、パッケージおよび個包装等をしっかりと確認しましょう。
青汁は比較的傷みにくい食品なので、賞味期限切れであっても絶対に飲めないというわけではありません。
しかし、青汁本来の美味しさ、風味を堪能するなら、やはり美味しく飲める賞味期限内に飲むことをおすすめします。
粉末タイプの青汁であれば、水に溶かして飲むだけではなく、牛乳やヨーグルトなどに混ぜたり、料理に入れたりとアレンジも可能です。
青汁を始めてみたいけれど賞味期限内に飲み切る自信がないという方は、粉末青汁でさまざまな料理に活用してみてはいかがでしょうか。