年末年始はお酒を飲む機会も多い時期。外食が続いたり、忙しく不規則な時間の食事が続いたりすると、どうしても胃腸に負担がかかりがちです。胃腸を健康に保つ事は、年末年始を健康に過ごすカギ!胃腸をケアするごはんのポイント、みていきましょう。
【目次】
年末年始、疲れた胃腸をケアするごはんの栄養法則
主にたんぱく質を消化する役割を持つ胃は、常に胃酸にさらされています。通常、胃は粘膜を張って胃酸から身を守っていますが、暴飲暴食が続いて胃酸の働きが強くなりすぎると、粘膜が胃を守りきれず、胃が荒れてします。
特にアルコールや辛い物といった刺激物ばかりが続く食事は要注意!
胃腸が少し疲れているなと感じたら、オクラ、めかぶ、里芋などの「ネバネバ成分」を含む食品をとりいれましょう。ネバネバ成分が、胃腸の粘膜を保護してくれるのです。
さらにこれらのネバネバは水溶性食物繊維として腸に届き、善玉菌のエサとなる働きも持っています。腸内環境を整えてスムーズなお通じの手助けにもなります。
また食事の基本、良く噛んで食べる(食べものをより消化しやすくする)こともやはり大切です。
大根や山芋など消化酵素を含んだ食品を選んで、消化の手助けをしてあげるのも良いですね。この季節、大根は旬を迎えて美味しさもアップしていますので、ぜひ取り入れてみてください。
胃腸は食生活や飲酒の他、ストレスなどによっても調子を崩してしまう事があります。忙しい時期だからこそ、胃腸にやさしい賢いごはんで、ココロもカラダもゆとりをもって過ごしたいですね!
バテない丈夫な体をつくる、ビタミンB群の働きに注目しよう!
活動するためのエネルギーや体を守るために、私たちは様々な栄養素を必要としています。その中でも多くの場面で活躍し、種類も多いのが「ビタミンB群」の栄養素。その種類は、実に8種類です!
■ビタミンB群に含まれる栄養素
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン
8種類それぞれが、体にとり入れられて重要な働きを担います。元気に活動するためのエネルギーづくりを手助けしたり、爪や肌、髪の毛を健康な状態に保ったり、粘膜を保護したり…。日々の健康や美容ケアの為に、いずれも欠かせないのがビタミンなのです!
ビタミンB群は主にレバーをはじめとした肉類、魚介類、乳類、豆類などのたんぱく質源となる食品や葉物野菜に含まれます。偏りなくいろいろな食品を食べて補うようにしたいですね。
年末年始の体調管理のヒント!
年末年始の慌ただしい生活、しっかり乗り切るにはやはり体調管理が最も重要。以下の3つの点に注意して、自分や家族の健康を改めて見直してみましょう!
1. 食べすぎ注意!
ついつい食べてしまう間食、油や砂糖が多い食品など、食べすぎて余計なエネルギーをとっていないかをまずチェック!エネルギーの過剰摂取を抑えましょう。
2.代謝アップ!
体は基礎代謝と呼ばれる、生命や体内の働きを維持するエネルギーを常に消費しています。ストレッチやウォーキングなど適度な運動で、この基礎代謝を下げない事がまずは大切。さらにビタミン・ミネラルを十分に補給し、エネルギーを効率良く生み出す基盤を作りましょう。
3.良好な腸内環境づくり!
偏った食事で腸内フローラのバランスが乱れると、便秘や下痢などのおなかの不調を引き起こしがち。また免疫機能の7割が集まるとも言われている腸の健康を保つことは、体全体の不調を未然に防ぐことにもつながります。食物繊維や乳酸菌など、腸内環境を整える食品を積極的に取り入れて、腸(おなか)の健康づくりを意識しましょう!
青汁の生活リセット活用!
【まとめ】
食生活及び生活習慣に及ぼす飲酒量の影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eiyogakuzashi1941/53/5/53_5_327/_article/-char/ja