亜鉛は、人間が生きていくために必要不可欠な「必須ミネラル」の一つです。
レバーや牡蠣などに豊富に含まれていますが、普段からそれらをたくさん食べると言う人は少ないでしょう。
毎日飲み続けられる青汁なら、不足しがちな亜鉛を手軽に補うことができます。
そこで今回は、青汁に含まれる亜鉛の量や効能、亜鉛不足解消におすすめの商品、飲み方について詳しく紹介します。
【目次】
青汁の亜鉛含有量は?
亜鉛は、成人の体に約2g含まれている必須ミネラルです。
肝臓や膵臓、皮膚、前立腺など多くの臓器に存在していて、体内のさまざまな酵素の構成要素になっています。
亜鉛を多く含む食べ物としては、レバーや牡蠣、うなぎなどが有名ですが、実は青汁にも含まれています。
ただし、青汁の亜鉛含有量は商品によって異なり、同じメーカーから販売されている商品でも、亜鉛が含有されているものとされていないものとがあるため、購入前にパッケージを確認するのがおすすめです。
例えば、日本薬健で販売している「純国産大麦若葉100%粉末」「スーパーフルーツ青汁ダイエット」の1パックあたりの亜鉛含有量は、それぞれ以下の通りです。
商品名 | 1パックあたりの含有量 |
---|---|
純国産大麦若葉100%粉末 | 0.1mg |
スーパーフルーツ青汁ダイエット | 0.07mg |
亜鉛の効能
亜鉛には、以下のような効能があります。
・ 味覚を正常にする
・ 臭覚を正常にする
・ 抗酸化作用
・ 免疫力アップ
・ 新陳代謝を活発にする
・ 子どもの発育・成長に関わる
・ 皮膚や髪を健康に保つ
・ 男性の生殖能力を維持する(精子の形成に必須)
・ うつ状態の緩和
亜鉛は、心身の健康維持から美容に至るまで、幅広い役割を担っています。
食べ物を美味しいと感じることができるのも、実は体内に存在する亜鉛のおかげです。
ほかにも、新陳代謝を活発にしたり、脳の神経伝達物質の材料になったりと、生命を維持するために欠かせない働きを持っているため、性別・年齢に関わらず摂取したいミネラルです。
亜鉛の推奨摂取量
米国の科学アカデミー医学研究所の食品栄養委員会(Food and Nutrition Board:FNB)が設定している食事摂取基準(Dietary Reference Intakes:DRI)によると、亜鉛の推奨摂取量は、以下のようになっています。
年齢など | 男性 | 女性 |
---|---|---|
生後0〜6ヶ月 | 2mg | 2mg |
7〜12ヶ月 | 3mg | 3mg |
1〜3歳 | 3mg | 3mg |
4〜8歳 | 5mg | 5mg |
9〜13歳 | 8mg | 8mg |
14〜18歳 | 11mg | 9mg |
19歳以上 | 11mg | 8mg |
妊婦 | - | 11mg |
授乳婦 | - | 12mg |
亜鉛が不足するとどうなる?
亜鉛が不足すると、亜鉛欠乏症という病気になる可能性があります。
亜鉛欠乏症の特徴は、以下の3つです。
・ 発育遅延
・ 食欲不振
・ 免疫機能障害
また、重症化すると以下のような症状が現れる場合もあります。
・ 脱毛
・ 下痢
・ 性的成熟の遅延
・ 男性の性腺機能低下
・ 体重減少
・ 創傷治癒遅延
・ 味覚障害
・ 精神的無気力
など
子どもの場合は発育不全につながったり、男性不妊の原因が亜鉛不足であることも珍しくありません。
アルコール依存症患者の約30〜50%は低亜鉛状態にあることがわかっています。
消化器疾患などがある人や、ベジタリアン、妊娠中の人、授乳中の人などは亜鉛欠乏症になるリスクが高いと言われているため、特に注意が必要です。
亜鉛の過剰摂取による副作用は?
亜鉛欠乏症は非常に怖い病気ですが、だからといって過剰に摂取することも避けなければなりません。
亜鉛を過剰摂取してしまうと、以下のような副作用があらわれることがあります。
・ 吐き気
・ 嘔吐
・ 食欲不振
・ 胃痙攣
・ 下痢
・ 頭痛
ほかにも、銅の減少や免疫の低下など、健康上の問題が生じる場合もあるので、注意しましょう。
亜鉛の安全な上限値は、年齢ごとに以下のような値になっているので、積極的に摂取する場合は以下を超えないように意識してみてください。
年齢など | 1日あたりの摂取上限 |
---|---|
生後0〜6ヶ月 | 4mg |
7〜12ヶ月 | 5mg |
1〜3歳 | 7mg |
4〜8歳 | 12mg |
9〜13歳 | 23mg |
14〜18歳 | 34mg |
19歳以上 | 40mg |
例えば、牡蠣1個(約20g)の亜鉛含有量は2.8mgほどなので、19歳以上の成人の場合、1日あたり15個以上食べると上限を超えてしまうことになります。
亜鉛を補えるおすすめの青汁
食事だけで亜鉛を十分に摂取するのが難しい場合は、青汁を飲んで手軽に補うのがおすすめです。
ただし、すべての青汁商品に亜鉛が含まれているわけではありません。
日本薬健で販売している金の青汁®シリーズなら、「純国産大麦若葉100%粉末」をご活用ください。
純国産大麦若葉100%粉末は、農薬を使うことなく栽培した国産の青汁が100%使用された飲みやすい青汁で、亜鉛だけでなく食物繊維やビタミン、カルシウムやマグネシウム、鉄分などの栄養素がバランスよく含まれています。
香料や着色料などは一切使われていないため、収穫から24時間以内に加工された大麦若葉本来の風味を存分に味わうことができるでしょう。
青汁特有の青臭さや苦味がないので、野菜嫌いのお子様の栄養補給にもおすすめです。
1日1〜2杯飲んで亜鉛を補給し、毎日の健康維持に役立てましょう。
亜鉛を含む青汁はいつ飲むのがおすすめ?
亜鉛は、一度に多く摂取しても体に吸収されにくいので、青汁は1日2回、朝と夜に1杯ずつ飲むのがベストです。
1日1回にする場合は、寝ている間に吸収されやすい夜に飲むのが良いでしょう。
大麦若葉を使った青汁は抹茶に似た風味でご飯との相性も良いので、食事中の水分補給にも活用できます。
また、ヨーグルトやジュースと混ぜることで、お子様でも飲みやすいマイルドな味になるので、食後にデザート感覚で飲むのもおすすめです。
不足しがちな栄養素を補給するためには、毎日続けることが大切なので、決まったタイミングで飲んで習慣化することを心がけてみてください。
食事だけでは不足しがちな亜鉛は青汁で補おう
亜鉛は、人間が生きていくために必要な必須ミネラルの一つです。
しかし、牡蠣やレバーなど、普段の食事で食べることが少ない食材に豊富に含まれているため、食事だけでは不足しがちな栄養素でもあります。
そんな亜鉛は1日1〜2杯の青汁で、手軽に補うのがおすすめです。
青汁の商品によっては亜鉛が含まれていない場合もあるので、購入する際は成分表示を確認してみてください。
日本薬健の青汁商品のなかでは、「純国産大麦若葉100%粉末」と「スーパーフルーツ青汁ダイエット」に亜鉛が含まれています。
お湯や水に溶かして飲むのはもちろん、牛乳やヨーグルトに溶かしてアレンジレシピも楽しめるので、美味しく飲んで健康をサポートしましょう。