青汁は、不足しがちな野菜の栄養を手軽に補うことができる人気の食品です。
この記事では、青汁とはどんな飲み物なのか、飲み続けるメリットや選び方、おすすめの人気商品を紹介します。
【目次】
青汁とは
青汁は、不足しがちな野菜の栄養を手軽に補える食品として人気があります。
ただし、青汁が野菜の代わりになるわけではありません。
健康維持のためには、毎日の食事から野菜を摂取することが大切です。
しかし、何種類もの野菜を洗って、切って、皮をむいて調理するとなると、非常に手間がかかります。
外食をする機会も多いと、どうしても野菜不足に陥りやすくなるでしょう。
現代の日本人は、食物繊維やビタミンなど12種類の栄養素が不足していると言われています。
そんなときに活躍してくれるのが、青汁です。
青汁とは、生の緑葉野菜を絞った汁、または粉砕して粉末状にしたものを指します。
食物繊維やビタミン、鉄や亜鉛などのミネラルを豊富に含み、不足しがちな栄養を手軽に美味しく補うことができます。
青汁というと、「にがい」「まずい」などのイメージを持つ方もいるかもしれません。
青汁の味は、原料や配合成分によって異なります。
原料によっては苦みや青臭さがでやすく、飲みにくさを感じることもあるでしょう。
しかし、飲みやすい青汁もたくさん販売されています。
ただ水に溶かすだけではなく、牛乳や豆乳に溶かしたり、料理に加えたりなど、自分にとって飲みやすいアレンジ方法を見つけてみてください。
青汁の味、ドリンクレシピについては、以下の記事でも詳しく説明しています。
主な原料
青汁の主な原料には、以下の4種類があります。
名称 | 特徴 |
---|---|
大麦若葉 | イネ科の植物 苦味や青臭さが少ない |
ケール | アブラナ科の食物 「野菜の王様」と称されるほど栄養価が高い |
明日葉 | セリ科の植物 ビタミン、ミネラルを豊富に含む |
桑の葉 | クワ科の植物 カルシウムを豊富に含む |
青汁の栄養や味は、どんな原料が使われているかによって異なります。
青汁を選ぶときは成分表示から、原料をチェックしてみてください。
青汁の原料については、以下の記事でも詳しく解説しています。
青汁のカロリーと糖質
青汁はカロリーと糖質が低いので、ダイエット中の栄養サポートにも向いています。
青汁1杯あたりのカロリーは約10kcal、糖質は1g以下です。
青汁のカロリー、糖質量については、以下の記事でも詳しく解説しています。
青汁の効果的な飲み方
続いては、青汁の効果的な飲み方について説明します。
青汁は、1日に飲む量、飲むタイミングを意識することで、より効果を高めることにつながります。
1日何杯飲む?
青汁は1日1~2杯を目安に飲むようにしましょう。
飲んだり、飲まなかったりすると、効果を実感するのが遅れてしまうかもしれません。
健やかな毎日を過ごすためにも、青汁は毎日継続して飲み続けることが大切です。
詳しくは、以下の記事でも解説しています。
飲むタイミングはいつ?
青汁は薬ではないため、飲むタイミングに明確な決まりはありません。
食前・食間・食後、いつ飲んでも問題ないでしょう。
しかし、飲み忘れを防ぐなら、毎日同じタイミングで飲むことをおすすめします。
青汁を朝に飲めば、日中を通じて栄養を効果的に吸収できるというメリットがあり、夜に青汁を飲むと、ビタミンやミネラルが肌の代謝を効率良くサポートしてくれるというメリットがあります。
青汁を飲むタイミングにつては、以下の記事でも詳しく解説しています。
青汁を飲み続けるとどうなる?【メリット】
青汁を毎日飲むことは、健康維持や増進に役立つと言われています。
続いては、青汁を飲み続けると何が良いのか、青汁のメリットについて紹介します。
不足しがちな栄養を補える
青汁には、主に以下のような栄養素がバランス良く含まれています。
・ 食物繊維
・ ビタミンA
・ ビタミンD
・ ビタミンB1
・ ビタミンB2
・ カルシウム
・ マグネシウム
・ 鉄
・ 亜鉛
・ 葉酸
など
1日3食の食事でこれだけの栄養をとるのは、とても大変です。
たくさんの食材を用意しなければならず、それだけ費用もかかってしまうでしょう。
野菜の栄養をギュッと濃縮した青汁なら、食事だけでは不足しがちな栄養を手軽に補えるのがメリットです。
粉末タイプの青汁なら1杯あたり30~40円程度なので、コスパ良く健康をサポートできるのもうれしいポイントです。
毎日の健康をサポート
青汁は、毎日の健康をサポートしてくれる食品です。
例えば、青汁には食物繊維が豊富に含まれているため、整腸作用により朝のスッキリをサポートしてくれます。
また、抗酸化作用のあるビタミンE、細胞の再生・代謝をサポートするビタミンB2、体内でヘモグロビンを作るもとになる鉄分などを手軽に摂取できるため、「青汁は体にいい」と言われています。
青汁に副作用はある?【デメリット】
青汁は薬ではないので、副作用はありません。
ただし、飲みすぎると体に良くない影響が起こる場合もあります。
続いては、青汁のデメリットについて見ていきましょう。
飲みすぎはNG
青汁を飲みすぎると、食物繊維・カリウム・ビタミンKの過剰摂取につながる恐れがあります。
例えば、食物繊維の過剰摂取は、腹痛、嘔吐、下痢などの症状を引き起こします。
また、腎機能が低下している人がカリウムを過剰に摂取すると、高カリウム血症になってしまうこともあります。
高カリウム血症になると、しびれや不整脈などの症状が出ます。症状が出た場合には、直ちにカリウム濃度を下げるための治療が必要です。
そして、血栓治療薬(抗凝固剤)を服用している人はビタミンKの過剰摂取に注意する必要があります。ビタミンKの働きにより、薬の効果に影響を与えてしまう可能性があるからです。
体にいいと言われる青汁ですが、飲みすぎには注意しましょう。
詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
飲んではいけない人もいる
健康維持に役立つとされる青汁ですが、残念ながら飲んではいけない人もいます。
以下のいずれかに当てはまる人は、青汁を飲むことができません。
・ 肝機能障害のある人
・ ワルファリンを飲んでいる人
・ 重度の腎機能障害がある人
・ 人工透析を受けている人
なぜ飲むことができないのか、詳しい理由は以下の記事で解説しています。
青汁の選び方
青汁にはさまざまな商品があり、使用されている原料や含まれている栄養成分などが異なります。
そのため、どの商品を選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
青汁商品を選ぶ際には、以下の4つのポイントをチェックするのがおすすめです。
・ 原料
・ 栄養成分
・ 味
・ 価格
例えば、苦味や青臭さが苦手な人は、大麦若葉が原料の青汁を選ぶと良いでしょう。味と安全性にこだわるなら、国産原料を使用したものを選ぶのがおすすめです。
また、1杯あたりの価格も計算し、続けやすいものを選ぶようにしましょう。
青汁の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
人気の青汁おすすめランキング【2023年8月】
続いては、人気の青汁商品をランキング形式で紹介します。
飲みやすくてコスパも良く、毎日続けやすいものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
1位:純国産大麦若葉100%粉末
「純国産大麦若葉100%粉末」は、契約農家の手によって農薬を一切使うことなく栽培された大麦若葉を原料とする青汁です。
大麦若葉が原料なので、苦味や青臭さが少なく、初めての方にも飲みやすい味となっています。携帯にも便利なスティックタイプで、水やお湯、牛乳に溶かすだけで気軽に青汁を楽しめます。
香料や着色料は一切使われておらず、野菜本来の風味を楽しめるのがポイントです。
お抹茶風味で食事との相性もよく、毎日飲み続けやすいでしょう。
2位:25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素
「25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素」は、契約農家の手によって農薬を使うことなく栽培された大麦若葉をはじめ、国産の野菜が25種類も配合されている青汁です。
オクラ、キャベツ、ケール、ニンジン、カボチャ、サツマイモなどが原料として使用されています。さらに、沖縄県産の黒糖を使用することでほんのり甘く、毎日飲み続けやすい味になっています。
さらに、酵素としての働きを保持した青パパイヤ由来酵素と、腸まで届く乳酸菌も配合されています。美味しく健康をサポートしたい方にぴったりの商品です。
3位:プラズマ乳酸菌免疫ケア青汁
「プラズマ乳酸菌免疫ケア青汁」は、健康な人の免疫機能の維持をサポート※するプラズマ乳酸菌を1日目安2パックあたり1,000億個配合 した機能性表示食品です。※プラズマ乳酸菌の研究報告
ベースとなっているのは大麦若葉の青汁ですが、すっきりとしたヨーグルトテイストで、野菜嫌いの人でも飲みやすいでしょう。
もちろん、原料として使用されている大麦若葉は、契約農家の手によって農薬を使うことなく栽培されています。
青汁で手軽に免疫ケアをしたい方におすすめの商品です。
4位:白桃青汁×乳酸菌
「白桃青汁×乳酸菌」は、白桃の風味がふわっと広がる、フルーティーな青汁です。
青汁を初めて飲む方や、野菜由来の味が苦手な方もジュース感覚で飲むことができる人気商品となっています。
ベースとなっているのは大麦若葉青汁で、原料の大麦若葉は契約農家の手によって農薬を使うことなく栽培されています。
また、植物性乳酸菌を1袋あたり100億個配合しているのもポイントです。
毎日飲むものだからこそ、美味しく、手軽に続けたいという方にぴったりの青汁です。
健康的な毎日のために!1日1~2杯の青汁を飲もう
青汁は、大麦若葉やケールなどの野菜を原料とする食品です。
食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれていて、野菜由来の栄養を手軽に補給することができます。
青汁は1日1〜2杯を目安に毎日飲み続けることで、健康維持や増進に役立ちます。
とはいえ、美味しくないものを毎日飲み続けることはできません。
今回紹介した飲みやすい青汁商品も参考に、自分に合った美味しい青汁で、毎日の健康をサポートしましょう。