コラム
HOME > コラム > 青汁は本当に健康にいい?副作用はあるの?こんな飲み方は効果なし!

青汁は本当に健康にいい?副作用はあるの?こんな飲み方は効果なし!

青汁は一般的に「野菜不足の食生活のサポート」「ダイエットに効果的」「むくみに効果的」などの理由から、日本人には馴染みの深い健康食品として知られていますが、なぜ青汁が健康にいいのか、その理由はどんなものなのでしょうか?副作用はないのでしょうか?ここでは、青汁が健康にいい理由や、せっかく飲んでいても効果なし…となってしまう残念な飲み方についてご紹介します。

青汁は本当に健康にいい?副作用はあるの?こんな飲み方は効果なし!
【目次】
1 青汁は本当に健康にいい?
1-1 青汁に含まれる栄養素①ビタミン類
1-2 青汁に含まれる栄養素②ミネラル
1-3 青汁に含まれる栄養素③ポリフェノール
1-4 青汁に含まれる栄養素④SOD酵素
1-5 青汁に含まれる栄養素⑤食物繊維
2 「青汁ファースト」のための青汁選び、こだわりポイントはココ!
3 青汁は体によくないってホント?副作用はあるの?
3-1 青汁の飲み過ぎによる食物繊維の過剰摂取
3-2 青汁の飲み過ぎによるカリウムの過剰摂取
3-3 青汁の飲み過ぎによるビタミンKの過剰摂取
4 こんな飲み方は効果なし?青汁の勿体ない飲み方とは
4-1 青汁を熱湯で溶かすと効果なし?
4-2 鉄分とカフェイン飲料の組み合わせは効果なし?
4-3 気が向いたときだけ青汁を飲むのは効果なし?
5 最後に

青汁は本当に健康にいい?

青汁には健康にいいというイメージがありますよね。ですが、実際どんな栄養成分が含まれていて、なぜ健康にいいのかをご存知な方は少ないのではないでしょうか。もちろん青汁の原料によって、含まれる栄養素や健康効果は異なりますが、一般的な青汁に含まれる栄養素をまずはご紹介していきます。

青汁に含まれる栄養素①ビタミン類

ビタミン類は人が健康的に生きるために必要不可欠な栄養素ですが、体内では合成できない成分であるため、食品から摂取することが必要です。

βカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE など

青汁に含まれる栄養素②ミネラル

人間の身体はミネラルが不足することで、様々な不調を引き起こします。特にカルシウムや鉄分は毎日の食事だけでは十分な量を摂取しにくいため、不足しがちな傾向にあります。

鉄、カルシウム、銅、マグネシウム、カリウム、亜鉛 など

青汁に含まれる栄養素③ポリフェノール

ポリフェノールとは、抗酸化作用といって活性酸素を除去する働きをする栄養成分です。エイジングケアに取り入れたい栄養素といえるでしょう。

フラボノイド、クロロフィル など

青汁に含まれる栄養素④SOD酵素

SOD酵素もポリフェノール同様、活性酸素を除去する働きをしてくれます。SOD酵素は、活性酸素を多く含むがん細胞を抑制する効果が期待できるとして注目を集めています。

青汁に含まれる栄養素⑤食物繊維

食物繊維は腸内環境を整え、美容やダイエットに優れた働きをしてくれる、言わずと知れた栄養成分ですよね。便秘解消による美容効果、ダイエット効果が強調されることが多いですが、それだけではありません。腸内環境を整えることで、人間の体に起こる様々な不調の改善が期待できます。

青汁は私たちの健康をサポートしてくれる様々な栄養成分が含まれています。しかしながら数多くある青汁商品の中には、添加物を含んでいたり、原料の生産地が不明な物、農薬の使用をしている原材料を使用しているなどの商品も販売されているのが現状です。青汁を選ぶ際は、毎日の食事に取り入れるものだからこそ、しっかりとこだわって選びましょう。

「青汁ファースト」のための青汁選び、こだわりポイントはココ!

産地
家族の大切な健康をささえるもの、原料となる野菜、やはり国産のものが安心ですね!

原材料
青汁となる野菜、例えば大麦若葉なども農薬を使わず健康に育ったものを選びたい。原料が健康だからこそ、そのチカラが青汁に宿っている訳です!

品質管理
製造加工もしっかりと品質管理された国内工場のもの。安全の選択です。

不純物・添加物なし
もちろん、野菜100%だからこそ「青汁ファースト」です。野菜の栄養素をギュッと凝縮している青汁は、食事の際のひとつの「副菜」。足りない栄養を補います!

「青汁ファースト」のための青汁選び、こだわりポイントはココ!

【引用元】青汁ファースト、働くお母さんを応援する、食生活見直しの5つのポイントと栄養補給術!

青汁は体によくないってホント?副作用はあるの?

インターネット上の口コミやSNSなどで、稀に「青汁は健康に悪い」「青汁は体によくない」「青汁には栄養がない」などのコメントを見かけます。青汁には豊富な栄養成分が含まれているため、野菜不足を補い、私たちの健康をサポートしてくれる飲み物ですが、「健康に悪い」「青汁は体によくない」などと言われてしまう理由はどこにあるのでしょうか。
青汁の成分をよく確認したうえで、例えば大麦若葉100%など、添加物が含まれていない青汁を飲んでいるという場合、青汁自体に副作用はありません。青汁で健康被害にあったという方の多くは、青汁を飲み過ぎていることが原因だと考えられます。
私たちの健康な毎日をサポートしてくれる青汁ですが、青汁が健康にいいからといって、食事をとらずに1日3食青汁ばかりを飲んだり、野菜を全く摂らず青汁だけに頼る食生活では栄養が偏ってしまいます。青汁を大量に飲み過ぎると、体によくない結果をもたらす可能性もあるということを知っておきましょう。
青汁は短期間で大量に飲むのではなく、健康のため推奨された分量(1日1~2杯)をきちんと守り、毎日飲み続けることが大切です。

青汁の飲み過ぎに注意

青汁の飲み過ぎによる食物繊維の過剰摂取

青汁にはたくさんの食物繊維がふくまれるため、青汁ばかり飲んでいると食物繊維の過剰摂取となり、腹痛、下痢、嘔吐などの原因となることがあります。また食物繊維は大量に摂取すると必要なタンパク質やミネラル分まで体外に排出してしまうためミネラル欠乏症を引き起こす可能性もあるため、青汁の飲み過ぎには注意しましょう。

青汁の飲み過ぎによるカリウムの過剰摂取

カリウムは過剰摂取すると腎臓に大きな負担がかかり、カリウムを体の外へ排出できなくなってしまいます。腎機能が低下している人は、カリウムの過剰摂取により高カリウム血症を引き起こす場合もありますので注意しましょう。

青汁の飲み過ぎによるビタミンKの過剰摂取

ビタミンKは血液を凝固させ、怪我などによる流血を止める役割があります。そのため血栓治療薬(抗凝固剤)を服用している人はビタミンKの働きによって薬の効果に影響を与えてしまう可能性があります。持病を持つ人は、事前にかかりつけ医に相談の上、青汁を飲むようにしましょう。

こんな飲み方は効果なし?青汁の勿体ない飲み方とは

もちろんどんな飲み方をしたとしても、青汁を体内に摂取することで一定の健康サポートにはなりますが、効果なしと言われる勿体ない飲み方があります。青汁の飲み方として、気を付けたいポイントをいくつかご紹介いたします。

青汁を熱湯で溶かすと効果なし?

ついついやりがちなのがお湯で青汁の粉末を溶かすこと。青汁に含まれるビタミンCは熱に弱い成分ですので、沸かしたての熱いお湯で青汁を溶かしてしまうと、せっかくの栄養成分を壊してしまうことになります。人肌程度のぬるいお湯で溶かし飲むようにしましょう。

青汁を熱湯で溶かすと効果なし?

鉄分とカフェイン飲料の組み合わせは効果なし?

青汁には鉄分も豊富に含まれていますが、カフェインを多く含む物と同時に摂ると鉄分の吸収を妨げてしまう可能性があります。青汁は、コーヒーや緑茶など、カフェインを多く含むものと組み合わせて飲まない方がよいでしょう。

鉄分とカフェイン飲料の組み合わせは効果なし?

気が向いたときだけ青汁を飲むのは効果なし?

毎日の食事と合わせて飲むことで健康な生活をサポートしてくれる青汁。青汁は、飲むタイミングや量が決められているわけではないため、気が向いたときだけ飲んでも問題ありません。自分が無理なく続けられるペースで飲むのがベストですね。ただし、毎日の健康サポートのために飲むのであれば、継続して飲むことがおすすめです。青汁は毎日継続して飲むことで体感を得やすくなります。

気が向いたときだけでもOK! でも効果を実感できるのは、毎日飲むこと

最後に

青汁は私たちの健康な生活をサポートしてくれる飲み物です。栄養成分が豊富に含まれた青汁を飲むことで、不足しがちな栄養素を補給することができます。ただし、青汁だけを飲むという偏ったダイエット方法や、青汁を大量に飲み過ぎると、かえって体によくない影響を及ぼす可能性もあります。体が喜ぶ成分がぎゅっと濃縮された青汁、毎日適量を飲んでぜひあなたの健康ライフに役立たせてくださいね。

TOP