青汁は熱に弱いって本当？ホットで飲むメリットや美味しい飲み方を解説

「青汁は熱に弱い」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。ですが、寒い季節になると、冷たい水ではなく温かいお湯に溶かしたホット青汁が飲みたくなるものです。
そこで今回は、青汁が熱に弱いというのは本当なのか、ホットで飲むメリットや美味しい飲み方を紹介します。

青汁が熱に弱いと言われる理由

青汁が熱に弱いと言われる理由は、ビタミン類が豊富に含まれているからです。
特にビタミンB1やビタミンCは熱に弱いという特徴があり、温めることで栄養素の一部が失われてしまうことがあります。

しかし、粉末タイプの青汁商品は、もともと加熱処理によって加工されているため、加熱によって栄養価が失われるということはほとんどありません。
また、青汁に含まれる栄養素のなかでも、ビタミンA、ビタミンE、食物繊維、ミネラルは、加熱による影響を受けにくいという特徴があります。

さらに、熱に弱いと言われるビタミンCはもともと水溶性のビタミンです。
お湯の温度は関係なく、ぬるま湯や水に溶かしても溶け出す栄養素なので、ホットで飲むかアイスで飲むかをそれほど気にする必要はないでしょう。

青汁をホットで飲むメリット

寒い季節になると、温かい青汁でホッとひと息つきたいという方も多いですよね。
青汁を加熱してホットで飲むと、以下のようなメリットが得られます。

体を冷やさない

冷たい飲み物をたくさん飲むと、体を内側から冷やしてしまいます。
体が冷えると血流やリンパの流れが悪くなるため、寒い冬にはもちろん、夏の季節にも注意したいポイントです。

青汁をホットで飲めば、体を冷やしてしまう心配はありません。
体を温めながら、不足しがちな野菜の栄養を補うことができ、健康的な毎日をサポートしてくれるでしょう。

リラックスできる

ホット青汁を飲んで体が温まると、リラックスしているときの運動を司る副交感神経が優位になります。
心拍数が減少し、心身ともにリラックスした状態で胃腸の働きを活性化したり、血流を促したりするため、体の疲労回復に努めることができます。

また、なかなか眠れないというときも、体の冷えが影響している可能性があります。
就寝の少し前に体を温めると自然な眠りに入りやすくなると言われているため、体が冷えやすい方や不眠に悩む方にはホット青汁がおすすめです。

代謝機能をサポート

私たちの体の中にある細胞は、血液によって必要な栄養素を取り込んだり、二酸化炭素や老廃物などを排出したりしています。
つまり、血液の流れが悪くなると代謝機能が低下してしまうのです。

ホット青汁を飲むと体が温まって血管が拡張するため、血流の促進や肌の新陳代謝であるターンオーバーの働きをサポートしてくれます。
寒い季節はもちろん、肌トラブルに悩む方も、ぜひホット青汁を試してみてください。

ホット青汁の美味しい飲み方

青汁は人肌程度のお湯にそのまま溶かして飲んでも美味しく飲めますが、お湯以外のものと組み合わせるとまた違った味わいを楽しめます。
ここからは、ホット青汁に合うおすすめのレシピをいくつか紹介します。

ホット青汁×牛乳

青汁の青臭さがちょっと苦手という方におすすめなのが、ホット青汁×牛乳の組み合わせです。
青汁と牛乳を組み合わせるとまろやかな風味になり、抹茶ミルクのような味わいに変わります。
青汁を牛乳に溶かすことでカルシウムも摂取することができ、ほんのりとした甘みで飲みやすくなるでしょう。

ホット青汁×牛乳の組み合わせには、お好みではちみつや砂糖を加えても、甘みが増してさらに美味しくなります。野菜嫌いな子どもにもおすすめのレシピです。

ホット青汁×しょうが

体が冷えやすい方におすすめなのが、ホット青汁×しょうがの組み合わせです。
しょうがに含まれるジンゲロールには、血行を促進して体の表面温度を上げる働きがあり、加熱することでショウガオールという成分に代わって体内温度も高めてくれます。
作り方は、ホット青汁にすりおろしたしょうが（チューブのしょうがでもOK）をほんの少し加えるだけ。お好みではちみつや砂糖を加えると甘味が加わり、飲みやすくなります。

ホット青汁×豆乳×コンソメ

忙しい朝には、ホット青汁×豆乳×コンソメで温かいスープはいかがでしょうか。
作り方は、豆乳を沸騰させないように温めてコンソメを加え、粉末の青汁を溶かしてできあがりです。
お好みで野菜やベーコンをバターで炒めたものを加えれば、本格的な青汁入り豆乳スープになります。塩、コショウで味をととのえてあげましょう。

加熱してもOK！ホットで飲める美味しい青汁を紹介

ここからは、加熱しても美味しく飲めるおすすめの青汁商品を紹介します。
青汁は商品によって味わいが変わるので、自分に合ったお気に入りの商品をぜひ見つけてみてください。

純国産大麦若葉100％粉末

「純国産大麦若葉100％粉末」は、農薬を一切使わずに契約農家の手で大切に育てられた大麦若葉を100％使用した青汁です。
大麦は、実をつけるために若葉のときから栄養を蓄えます。栄養をたっぷりと含んだ大麦若葉を粉砕し、粉末状にした純国産大麦若葉100％粉末は、味にクセがなくて飲みやすく、食物繊維やビタミンE、鉄分などの栄養素を手軽に摂取することができます。
温かいお湯に溶かしてホット青汁として飲むのはもちろん、牛乳や豆乳との相性も抜群です。

日本薬健のみんなの青汁

「日本薬健のみんなの青汁」は、純国産の大麦若葉に国産の豆乳の甘みを加えた、まろやかな味わいが特徴の青汁です。青汁特有の青臭さが抑えられて口当たりも良いため、初めて青汁を飲む方でも飲みやすく、ホットでも美味しく飲めるのが特徴です。
野菜の栄養素はもちろん、豆乳に含まれるカルシウムも手軽に摂取できるので、野菜が苦手な方や栄養が不足しがちなご年配の方にもおすすめです。

青汁は加熱しても大丈夫！体を温めながら美味しく飲もう

野菜に含まれている栄養素のなかには、熱に弱いものもあるため、ホットで飲むと栄養がなくなるのではないかと心配していた方もいるかもしれません。
ですが、今回紹介した通り、粉末タイプの青汁はもともと加熱処理をしているため、加熱してホットで飲んでも栄養価が大きく損なわれることはないでしょう。気になる場合は、熱すぎない人肌程度のぬるま湯に溶かして飲むのがおすすめです。
また、ホットの青汁は、温めた牛乳や豆乳と合わせるとさらに違った味わいが楽しめます。
今回紹介したレシピも参考に、体を温めながら美味しく青汁を飲んでみてください。