野菜の栄養がたっぷりと含まれた青汁は、子どもから大人までさまざまな人に愛されています。しかし、青汁だけを飲めば良いかと言えば、そうではありません。青汁は野菜の代わりとして飲むのではなく、食事だけでは摂取できない野菜の栄養素を補う目的で飲むことをおすすめします。
そこで今回は、野菜に含まれる栄養素の必要性や野菜不足になる理由、野菜不足を補いたい方におすすめの青汁商品を紹介します。
【目次】
そもそも野菜はなぜ必要?
「健康のために野菜を食べよう」とよく言われますが、なぜ野菜を食べなければいけないのか、疑問に思ったことはありませんか?
野菜を摂らなければいけない理由は、ビタミンやミネラル、食物繊維など、健康な毎日を過ごすために欠かせない栄養素が豊富に含まれているからです。
例えば、野菜に含まれるビタミンは、ご飯やパンなどに含まれる炭水化物を体内でエネルギーに変えるための手助けをしてくれます。また、野菜に含まれるミネラルは身体機能の維持や調整 に、食物繊維は便通を整えて便秘を防ぐうえで不可欠な栄養素 です。さらに、野菜には高血圧の予防になるカリウム も含まれ、多くの研究で野菜を多く食べる人は心臓病や脳卒中などのリスクを低下 させることが分かっています。
つまり、私たちが健康的な身体を維持し、健康寿命を延伸するためには、野菜に含まれる栄養素が欠かせないものとなっているのです。
厚生労働省が策定した「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21) 」では、健康的な生活を送るための栄養・食生活の改善目標として、野菜摂取量の平均値を1日350g とすることが掲げられています。
野菜不足に陥ってしまうのはなぜ?
前述の通り、健康的な毎日を送るために目標となる野菜の摂取量は1日350gです。
しかし、平成30年に行われた調査によると、野菜類の平均摂取量は成人男性で約320g、女性は約270gとなっており、いずれも目標値である350gに届かない数値であることが分かりました。
なぜ日本人は野菜不足に陥ってしまうのでしょうか。
ここからは、日本人が野菜不足に陥る原因として、考えられるものをいくつか紹介します。
外食が多い
働き盛りの世代や共働き世帯においては、料理をする時間や手間を惜しんで「食事は外で済ませる」という人も多いでしょう。また、「ランチは毎日外食」という人も多いはずです。
しかし、ファーストフード店やコンビニの食事は、肉類や炭水化物が中心となったものが多く、意識してサラダなどを注文しない限り、十分な野菜を摂取することは難しくなります。そのため、毎日のように外食をしていると、必然的に野菜不足に陥ってしまうのです。
野菜の値段が高い
野菜の値段は、天候不良などの影響で高騰してしまうことがあります。
近年では、ガソリン代などの輸送費の高騰が野菜の価格に反映され、値上がりにつながっているケースもあります。
野菜をたくさん食べようと思うと食費が高くなるため、スーパーで野菜を見かけてもつい買い控えてしまうという人も多いようです。
調理に手間がかかる
仕事や子育てで忙しい毎日において、調理にかける時間はできるだけ短く済ませたいものですよね。肉類であれば焼くだけで食べられることがほとんどですが、野菜を調理するためには、しっかりと洗って皮を剥き、包丁で切るなどの手間がかかります。
そのため、調理に手間がかかる野菜は、ついつい敬遠してしまうという人も少なくありません。
たくさんは食べられない
野菜を1日350g食べるためには、1日に小鉢(小皿)5~6皿分が目安となります。
また、野菜を1日350g食べれば、他は食べなくても良いというわけではないため、肉や魚、炭水化物などをバランス良く摂取することが大切です。
以下は、1日350gの野菜を摂取するための食事メニューのモデル例 です。
朝ご飯 | 「具だくさんの野菜スープ」+「野菜サラダ」+トースト+目玉焼き |
昼ご飯 | 「かぼちゃの煮物」+天ぷらそば |
夕ご飯 | 「野菜炒め(小鉢2皿分)」+「ほうれん草のお浸し」+ご飯+肉じゃが |
しかし、1日3食これだけの量は食べられないという方もいるのではないでしょうか。
例えば朝ご飯を食べない人の場合、必然的に1日小鉢2皿分の野菜摂取量は目標値より不足してしまうことになります。また、「ダイエット中だから食べる量を控えたい」という方の場合も野菜不足に陥りやすいでしょう。
青汁は野菜の代わりになる?
青汁にも野菜と同じビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養が豊富に含まれています。野菜不足を補う目的で青汁を飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、青汁はあくまでも野菜の栄養素を「補う」ためのものであり、青汁自体が野菜の代わりになるわけではありません。
青汁の原料となっているのは大麦若葉やケールなどですが、野菜にはたくさんの種類があり、それぞれ含まれる栄養素も異なります。にんじんや玉葱、ピーマンやかぼちゃなど、青汁には含まれていない野菜を摂取することも大切なのです。
健康的な毎日を過ごすには、1日3食の食事で野菜をしっかりと摂取したうえで、不足分を青汁で補うくらいの気持ちで飲むことをおすすめします。
野菜不足を補うおすすめの青汁
続いては、野菜不足を補うために毎日飲みたいおすすめの青汁商品を紹介します。
純国産大麦若葉100%粉末
野菜不足を補うために毎日飲む青汁は、原料や無添加にもこだわって選びたいものです。
そこでおすすめなのが、「純国産大麦若葉100%粉末」です。
純国産大麦若葉100%粉末は、
- ・国産原料100%
- ・香料・着色料など一切無添加
- ・契約農家の手で農薬を使わずに育てられた大麦若葉を使用
という3つの条件を全て満たしています。鮮度にこだわって収穫から24時間以内に加工されているため、大麦若葉由来の新鮮な美味しさを味わえるところも魅力です。
純国産大麦若葉100%粉末は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
1日1杯、どのタイミングで飲んでも構いませんが、飲み忘れを防ぐためには、毎日決まった時間に飲む習慣をつけるのがおすすめです。例えば、朝起きてすぐ、朝食後や寝る前、お風呂上がりなど、自分の好きなタイミングを決めて飲んでみてはいかがでしょうか。
また、お抹茶風味でスッキリとした味わいの粉末タイプの青汁なので、牛乳やヨーグルトに混ぜてアレンジドリンクも楽しめます。さらに、3gごとにスティック包装されていて、計量の手間もないので、ホットケーキやプリンなどお抹茶風味のおやつの材料としても活用できるでしょう。
青汁は野菜の代わりにはならない!食事にプラスして野菜不足を補おう
健康的な毎日を過ごすために、野菜を食べることはとても大切です。
しかし、青汁は野菜の代わりになるものではなく、また野菜だけ食べていれば良いというわけでもありません。1日3食バランスの良い食事を摂ることを心がけ、さらに1杯の青汁をプラスして、野菜不足を補ってみてはいかがでしょうか。
今回紹介した国産料・農薬不使用栽培の大麦若葉が原料となった青汁商品も、ぜひ参考にしてみてください。