青汁は、牛乳に溶かすとマイルドな味わいで飲みやすくなります。しかし、牛乳に青汁を溶かして飲む場合、メリットだけでなくデメリットもあるため、事前に理解しておくことが大切です。
そこで今回は、青汁と牛乳の相性やデメリット、おすすめレシピを紹介します。
【目次】
青汁と牛乳の相性はいい?
青汁と牛乳は相性が良く、牛乳に溶かしたほうが飲みやすいと感じる方は多いでしょう。
青汁には青臭さや独特の苦みが強いものもありますが、大麦若葉が原料になった青汁など、比較的飲みやすい商品も増えています。
さらに、牛乳に溶かすことで、青汁の青臭さを抑えられるだけでなく、甘みも増してマイルドになるため、美味しく飲むことができます。
また、青汁だけでは補いきれないタンパク質やカルシウム、脂質などを牛乳で補給することができるため、青汁の味が苦手な方はもちろん、青汁の栄養価を高めたいという方にもおすすめです。
青汁と牛乳の組み合わせにはデメリットもある?
青汁と牛乳は相性の良い組み合わせですが、青汁を牛乳に溶かすときは、メリットだけでなくデメリットも把握しておきましょう。
ここからは、青汁を牛乳に溶かすときのメリットとデメリットを解説します。
青汁を牛乳に溶かすメリット
青汁を牛乳に溶かすメリットとしては、なんといっても飲みやすさがアップすることです。
口当たりがマイルドになり、甘味料を加えなくてもほんのりと甘みを感じられるようになるため、青汁独特の青臭さや苦みが苦手な方でも美味しく飲めるようになるでしょう。
また、青汁と牛乳の栄養素を同時に摂取できるため、不足しがちな栄養素を補うことにもつながります。
さらに、牛乳と飲み合わせが良く栄養素の高いきな粉などを入れても美味しく飲めるので、工夫次第でさまざまな飲み方を楽しめるでしょう。
青汁を牛乳に溶かすデメリット
青汁を牛乳に溶かすデメリットとしては、水に溶かすときに比べてカロリーが高くなる点があげられます。
水に溶かした青汁は、100mlあたりおよそ10~12kcalが一般的です。しかし、牛乳に溶かすと100mlあたりおよそ77kcalとなり、60~65kcalもカロリーが高くなってしまいます。
飲みすぎなければあまり心配する必要のない数値ではありますが、ダイエット中などでカロリーが気になる方は、牛乳の代わりに低脂肪乳を使うなど、カロリーを抑える工夫をすると良いでしょう。
また、青汁の商品のなかには味を調整するために糖類や糖質が含まれているものもあります。そのため、青汁を牛乳に溶かすときは、青汁自体のカロリーや原材料にも注目して選びましょう。
青汁のカロリーについては、こちらの記事もご覧ください。
青汁は牛乳に溶かすとおいしい!おすすめレシピを紹介
青汁は牛乳に溶かすだけでも、口当たりが良く飲みやすくなりますが、一工夫加えることでさらにおいしく飲むことができます。
ここからは、青汁と牛乳を使ったおすすめのレシピを紹介していきます。
青汁×牛乳×はちみつのレシピ
青汁を牛乳に溶かすだけでもほんのりと甘みのある青汁になりますが、もう少し甘みがほしいという方には、はちみつを少し加えるのもおすすめです。
甘みが増して飲みやすくなるだけでなく、はちみつにはグルコン酸やオリゴ糖などの成分が含まれているため、疲労回復や腸内環境を整える効果も期待できます。
ただし、はちみつを入れすぎると糖質を摂りすぎて肥満の原因になることもあるため、少しだけ加える程度に留めましょう。
また、青汁を牛乳に溶かしてはちみつを入れたあと、適量のきな粉を振りかけると風味が良く飲みやすくなります。きな粉には大豆オリゴ糖やイソフラボン、タンパク質、食物繊維などさまざまな栄養素が含まれており、青汁にかけることで手軽に摂取できておすすめです。
きな粉を入れすぎるとのど越しが悪くなったりむせてしまったりするため、少し振りかける程度に留めるのがポイントです。また、きな粉にはすでに砂糖が含まれている製品もあるため、糖分が気になる方は、砂糖が含まれていないきな粉を選ぶようにしましょう。
青汁×牛乳×バナナのレシピ
牛乳によって青汁の青臭さや苦みを抑えることはできます。
それでも青汁特有の風味を感じて飲みづらいと感じる方は、ミキサーに青汁1パックと牛乳200ml、バナナ1本を入れて撹拌し、飲みやすいスムージードリンクにしてみてはいかがでしょうか。
牛乳を入れることでまろやかになり、マイルドな口当たりを楽しめるでしょう。青汁の味が苦手な子どもでも飲めるようになるため、家族全員で青汁を飲みたい家庭にもおすすめです。
バナナは皮に黒い斑点が出てくるほど完熟したものを使うと、甘みがでて飲みやすくなります。完熟しきっていないバナナを使う場合や甘みが足りないと感じるときは、少しだけはちみつを入れると良いでしょう。
また、好みですり潰した黒ゴマを大さじ1杯入れると香ばしい風味も楽しめます。青汁やバナナに含まれるビタミンCが黒ごまと牛乳に含まれる鉄分の吸収力を高めるためおすすめです。
青汁×ホット牛乳
青汁を美味しく飲むには、人肌程度に温めた牛乳に溶かすのもおすすめです。
青汁を冷たい牛乳に溶かすと、水に溶かすときよりもダマになりやすく、溶けにくく感じることがあります。そんなときは、牛乳をホットにすると青汁の粉が溶けやすくなり、粉っぽさを感じることなく飲みやすいでしょう。
また、暖かい状態で飲むことで体の冷えを防げるため、冷たい飲み物が苦手な方やお腹を冷やしやすい方でもおいしく飲むことができます。
ホット牛乳は気分をリラックスさせてくれるため、夜寝る前に飲むのもおすすめです。
青汁を牛乳に溶かすときはデメリットに注意!おいしいレシピも試してみよう
青汁を牛乳に溶かすと飲みやすくなるというメリットがある一方で、飲みやすくなるからこそ飲みすぎに注意しなければ、太りやすくなるというデメリットもあります。
牛乳に溶かした青汁を飲むときは、1日に200ml程を目安に飲むようにするか、低脂肪乳を使ってカロリーを抑えるようにしましょう。甘さがほしいときは、バナナと一緒にミキサーにかけてスムージーにしたり、はちみつを加えたりするのがおすすめです。
牛乳を使った青汁のレシピをいろいろ試しながら自分の口に合うアレンジを見つけて、生活のなかにおいしく飲める青汁を取り入れていきましょう。